こもれびの森、行きたいけど道がコワイ

「定期テストが近いから、テスト勉強を『こもれびの森』でやる」と中学生の子供が言ってるんだけど…、という話を先日聞きました。言いたいことはわかる。

新白岡方面や、おそらくはほとんどの白岡方面からも、「こもれびの森」への道が危険なので、子供1人では行かせられないし、毎回送り迎えするのは大変、なんとかならないかなぁという話です。白岡市公式HP内の「市長への手紙」にもあります。

 

上の写真、トラックがとくに左に寄ってるわけではありません。通常の走行です。

たしか同じ位置での写真を提示しながら、渡辺そういちろうさんもその危険度と対策への思いを明らかにしていたと思います。

多くの人が、ずいぶん前から「道を安全にしよう」と懸命に努力してくれているのですが、道を管理する行政区分の問題等があって、やはりすぐに改善するのは難しいようです。車に乗っていると、この道の危険度もわかりづらいですし。この問題について本気で考え・対応しなければならない人が、実際自転車に乗って『こもれびの森』に行くことが少ないのかもしれません。

 

中高生や、小学生が比較的遠くまで行く際の移動手段は、自転車がいちばん多いと思うのですが、その自転車では、図書館、自習机を備えた施設に行くのが危険というのでは、せっかくの施設を十分に活かしきれないでしょう。

 

すぐに道を整備するのが難しいのであれば、別のことを考える。

「親が送迎する」、これはすごくわかりやすい。でも、冒頭にも書きましたが、仕事があったりで、難しいこともある。ほかは何か。

「近親者が送迎する」「近隣住民でまとめて送迎する」「のりあい交通を利用する」「けんちゃんバスを使う」「市内タクシーを使う、市内タクシーの利用についてはその補助を実施する(福祉タクシーのように)」。「『送迎保育ステーション』構想と合わせて、新しいコミュニティバスを生み出す」。あと何だろう。

「できる・できない」ではなく、「やる方法を考え」「実現する」のが、自分の仕事。

なお、この「東北自動車道の東側の側道」は、県道なので、改修の権限は市にはありません(県道162号蓮田白岡久喜線)。おなじく、歩道が途切れてしまい危険な個所のある「さいたま栗橋線」も、県道です(県道3号)。このためこの道の改修は、県サイドに「早くなんとかしてほしい」と要望することくらいしかできないのが実情。では県に、より密接に働きかけることができる立ち位置で、この問題に熱心に取り組んでいるのは誰か。

ここ白岡市で暮らす人はもちろん、おそらく市長をはじめ、多くの市政・県政関係者がこの道の早期改修を強く望んでいるのだと思いますが、市政・県政関係者にはその気持ちを、できればHPやブログ、Twitter、政策ビラなどでもっと広範に知らせてほしいと思います。どれほどの問題意識なのか、どう取り組んでいるのか(そしてできれば、県の改修実施予定時期も)、知らせてもらえると、未来への見通しが立ち、より穏やかな気持ちで暮らしていけると思います。